こんにちは、あおい美癒です。
わたくしごとですが
今年2017年は、ほぼ1年、引きこもり状態でした。
あ、、、といっても
継続のお客様がいらっしゃるので、カウンセリングは続けていて
ブログでの営業活動を休止して、引き籠もりになっていた。
という話です。
はい。
かれこれ5か月も、ブログを書いてませんでした。
これが
意図して、計画的に引き籠もっていたというなら、
また、ちょっとは格好が付いたよな、なんて思うのですけど
実際のところは、意図も計画もなく、
結果的に引き籠もりになっていただけって感じなので、
バツが悪くて、自分的に超カッコ悪いです(^_^;
ただ。。。
かっこ悪いまま埋もれて行くのは、もっとカッコ悪くて嫌!
なので
まずは、しっかり、カッコ悪い自分をさらして
そのうえで仕切り直し、あらめての覚悟を決めて、再スタートすることにしました。
いや、、、本当はね
こんな自分をさらさなくてもイイんだと思うんです。
というか
こんな自分をさらすのは、ビジネス的に見たら、マイナスにしかならないんだろうなって思います。
でも、今回の恥さらしは、これからの私が進む道につながってるので、さらさないと始まれないんです(;^_^A
ということで・・・・さらします。
自分のマインド・コントロール状態に気づいた
「マインド・コントロール」なんて聴くと、ちょっと怖いかもしれませんが、あなたにも当てはまることかもしれませんので、どうか怖がらずに読んでみてください。
今年(2017年)2月。
自分が「マインド・コントロール状態にあるかもしれないヤバイ疑惑」が浮上しました。
今まで(10年間)学んできた概念や観念の中に、間違った情報が混じり込んでいたことに、気づいてしまったんです。
私は基本的に、自分で実践して効果のあったもの(こと)だけを、ブログやセッション、セミナーでお伝えするようにしているのですが、それでも、自分では気付かぬうちに、間違った情報や観念を発信していることはあり得ると気付いたんです。
それは私にとって、とてつもない恐怖を感じる気づきでした。
なぜかというと
毒親問題の本質も、一言で言うと「マインド・コントロール」なんですが、
もしも私が、知らず知らずのうちに間違った情報や観念を発信しているとしたら、それは・・・
毒親のマインド・コントロールを解くお手伝いをしているはずの私自身が、別の間違ったマインド・コントロールをしていることになってしまう!!
わけで、その可能性に気づいただけで、もう怖くて怖くてたまらなくなってしまったのです。
毒親育ちの私は、間違ったマインド・コントロールによって、どれだけ人生がめちゃめちゃになってしまうか?という怖さと、マインド・コントロールを解く難しさを、身をもって経験しているわけなので、本当に身がすくむ思いでした。
この怖ろしい可能性に気づいたのは、私の心理療法の先生に対する感情と、母に対する感情の質が「似ている」と気づいたことがきっかけでした。
それは、どんな感情だったかと言うと、愛着と不信感が入り混じった複雑な感情でした。
はじめは、私の中にいる「子供」の感情だと思ったので、インナーチャイルドワークで対話を試みたのですが、私と対話してくれる「子供」はどこにも見当たりません。
そこで私は、あえて「不信感」と対話してみました。
それまでは、愛着(私の場合は、好きでいたい願望)があるせいで、二人に対する「不信感」から目をそらしていたことに気づいたからです。
これがビンゴでした。
なんと、私にとって、この二人の共通点は「自己愛が強く、他人をコントロールして搾取しようとする人」だったんです。
「あぁ、だから私は、あのコミュニティ(先生のグループ)を離れたんだ。」と、めっちゃ腑に落ちました。
私の師は、一部ファンの間では、イイ人、素晴らしい人、あったかい人と定評のある方なのですが、その一方で教祖様、宗教っぽい、胡散臭いと悪評があるのも事実。
ただ私は、彼に対する個人的な不信感はあったものの、どうしてここまで知らない人たちからバッシングされてしまうのか?ずっと不思議だったんですね。
まぁ、漠然と不思議に思っていただけで、わざわざ疑問(悪評の原因)を解こうとはしなかったんですけど。
でもその時に、精神科医 岡田尊司さんの著書「マインド・コントロール」を読んで、私がずっと疑問を解かなかったのは「自分が選んだ師の悪を直視することで、自分の価値が下がると無意識に感じていたから」だったことに気づかされました。
マインド・コントロール 岡田尊司著
錯覚のまやかし性は、グルが特別な存在だと信じることによって、自分も特別な存在だと証明されるという構造によって支えられている。グルが、聖者などではなく、聖者のふりをしたペテン師だということになってしまうことは、グルが特別でなくなるだけでなく、自分もまた、ペテンにかかったただの愚か者だということになって、何ら特別ではなくなってしまうことを意味する。(p58:歪な自己愛が生み出す幻)
また、私がマインド・コントロールされていたのは、心理療法の先生の影響だけに限らないことにも気づきました。
たとえば
キラキラ☆ワクワク☆直感を信じろ系の
- スピリチュアル(精神世界)
これはワタクシ、かなりの影響をうけています。
もちろん、悪い影響だけじゃないです。
スピリチュアルの学びは、私にとっては、功を奏したプロセスだったので。
ただ、人(精神状態)によっては現実逃避を推奨するような弊害になることも多いので、クライアントの成長を支援する立場の私が洗脳されたままでいるのは、絶対にダメだと悟りました。
と言った感じで、自分のマインド・コントロール状態に気づいて、ぶっちゃけ申しますと怖気ついていました。
ただですね、ただ怖気ついたから引きこもっていた、だけではありません。
引きこもり中は、自分がこの10年間で学んで身につけてきたことと、これまで公にお伝えしてきたことを、改めて見直して、整理して、念入りに再検証してました。
で、本当は、と言いますか、私の私に対する希望としては
「再検証しながら、その検証結果をブログを書く」
をしたかったんです。
が、しかし
感情的な混乱があったために、人様に読ませられるような文章が書けなかった。
というのが、本当のところです。
そしてなにより。
感情的な文章を書いてしまうことが、自分がそんなことをしてしまうことが、私はすごく嫌でした。
ま、今思うと、くだらないプライドだわ(;^_^Aなんですが、「感情的な文章なら、書く意味がない。役に立てない」という思いが強くて、そこからなかなか抜け出せなかったんです。
ちなみに完璧主義の人は、↑こういうことになりやすいですね。
今回のことで私は、あらためて自分の完璧主義っぷりと、その弊害に気づかされました。
完璧主義のままでいると、イイこと(メリット)ないです。
それにしても・・・
どんなことでも、どこまでやっても「完全完璧」にすることなんて出来ないのに、完璧主義をやってる=不完全な自分?
おもしろすぎますね(苦笑)
マインド・コントロールから脱出する最初のステップ
マインド・コントロールから脱出する最初のステップは
自分の心理と思考の状態を、冷静に見つめて、徹底的に分析、論理的に理解すること
です。
これをしないと、何も始まらないし、何も終わらないです。
このステップには「思考力」という能力を使います。
しかし、私たちは、感情に振り回されてる間は、この「思考力」が使えないんですよ。
たとえば、怒ってる時や、落ち込んでる時って、まともな考えが浮かんでこないじゃないですか?
あれって、感情というエネルギーに脳を支配されちゃってるからなんです。
だから、マインド・コントロールから脱出するには
自分の心理と思考の状態を、冷静に見つめて、事実を徹底的に分析、論理的に思考・理解すること
まずは、これが最初のステップになるのです。
ただ。
一般的に、女性は「思考力」よりも「感情力」、「理性」よりも「感性」の方が強いので、どうしても「分析」とか「論理的」というところで苦労すると思います。
私も、すっごく苦労しました。
「分析」とか「論理的」という言葉を聞いただけで、アタマの回路のどこかがショートしそうなくらい、意味不明に苦手なことだったので(笑)
長くなるので、詳しくは別の記事で書きますが・・・
最近の私は、クライアントさんたちに「論理思考(ロジカルシンキング」を身につけることを、強くおすすめしています。
私がお会いするクライアントの悩みのほとんどは恋愛問題なので、イメージ的に「恋愛に論理思考?」てな具合で、ちぐはぐに感じる方も多いみたいですけど、素直に実践してくださってる方は、少しずつですが確実に自分の内面が変容し、同時に抱えていた外側の問題も解決・改善に向かっています。
論理思考を身につけるには、日々のトレーニングが必須です。
トレーニングの導入書としておすすめな本があったのですが、現在は中古しか手に入らないみたいです。
早い者勝ちですねw
おわりに:マインド・コントロールは解けたのか?
まだまだ解けきれてません。
実は、これも同時期に気づいたことなのですが、私の場合、子供のころから親に勧められ、信じてきてしまった宗教のマインド・コントロールが色濃く残っていて、これが私の毒親問題の根っこにあることを突き止めました。
どうやら毒になる母の毒の出どころは、宗教だったようなんです。
だから、私のマインド・コントロールからの脱出修業は、まだまだ続きます。
ただ、約1年間の自分検証の結果。
私自身は、奇跡的に、そして幸いなことに、洗脳されたままのまやかし的な発信はギリギリしていませんでした。
ここまでの8年。
自分で実践して効果のあったもの(こと)だけをお伝えする
このスタンスを真面目に守ってきて、本当に良かったです。
(すみません、誰よりも私自身がホッとしてますw)
心理やスピの業界って、ほんとにビックマウスが多いです。(まぁ、この業界に限った話でもありませんが)
資格とか、経験年数とか、人気とか、全く関係なく存在するので、それを見破るのはなかなか難しいかもしれません。
だから「騙されないように気を付けてね」なんて言っても、無駄に不安を煽るだと思うんですよね。
なので、これからは、そういった内容も、詳しくブログの中でお伝えしていくことにしました。
今までの私は
ビックマウス=インチキ=私とは価値観が違う人=めんどくさい=アウトオブ眼中(古っ)
という構図でスルーしてきてしまったんですけど、よく考えたら、このスタンスって、ビックマウスと同等かそれ以下の人間レベルかも?って、今さらながら気付いてしまいました。
そんなの嫌だー!!
かといって、私が何を言ったって、業界もインチキも変わらないと思うんです。
いつの世も、どんな業界にも、インチキをやる人はいるわけですからね。
だから私は「インチキを見破れる人が増えたらいいな」という思いで発信していきます。
もちろん、私自身もビックマウスやインチキ人間にならないように。
色んな角度で自分自身をチェックして、セルフ・コントロールすることを怠ってはいけないなと思ってます。
この記事へのコメントはありません。